家庭用焙煎器「煎りたて名人」｢エコセロ｣とは

コーヒー豆は通常、生豆（きまめ）といって薄緑色をしています。
生豆のままではコーヒーは美味しくなく、適切な焙煎を経て味わいある美味しいコーヒーが出来上がります。

コーヒーの美味しさを左右する奥が深い「焙煎」という工程をご自宅でも楽しむことができるようにしたものが家庭用焙煎器です。

「焙煎」とは、コーヒーの美味しさを左右する極めて大切な作業です。
ステーキを焼くときにレア、ミディアム、ウェルダンと焼き具合によって味が変わるようにコーヒーを炒る際にも、どの程度までコーヒー豆を炒るかによって味が変わってきます。
浅く焙煎すれば酸味が強くさっぱりとし、深く焙煎すれば苦味が強くコクがあります。

家庭用焙煎器では様々な炒り方で変化するコーヒーの味を楽しむことができ、
自分好みの味、香り、色を手軽に追求することができます。

コーヒー豆は焙煎することで、様々な味や香りを引き出されます。
引き出される味や香りは、やがて美味しい酸味や深みを与える苦味に変わります。

ご家庭で焙煎することで、自分好みに「酸味・苦味・甘み・香り・コク」を引き出せます。
ブラック風に仕立てにしたり、アメリカン風に仕立てにしたりと普段お店で味わうコーヒーとはまた違った、自分の「こだわりの一杯」を楽しむことができます。

コーヒーとカカオの焙煎を比較すると、そもそもの豆の大きさが違うため、到達温度が大きく違います。
通常、コーヒー豆は10mmを超えることはありませんが、カカオ豆は全長20~30mm厚みは10mm程になるため、芯まで熱を伝えるための温度はコーヒー豆なら２００℃前後、カカオ豆は深煎で無い限り１５０℃超えることはありません。

コーヒ焙煎器を使ってカカオ豆を炒ることもできますが、使用する豆の特徴をよく知ることから始めることをおすすめします。